Intel® PROSet/Wireless Software によって、ご利用のコンピュータのローカル フォルダを他の Bluetooth 機器と共有すること、およびコンピュータと Bluetooth 機器間で任意の種類のファイルを送受信すること、Bluetooth 装置でファイルやフォルダを作成または削除すること、Microsoft Office のメニューから [Bluetooth へ送るウィザード] を使用してファイルを Bluetooth 装置に送信することができます。
サポートされるファイル転送プロファイルは、次のとおりです。
リモート Bluetooth 機器が Bluetooth 3.0 + HS の基準に対応している場合、大多数のファイル転送操作は WiFi アダプタによって、High Speed (高速) モードで自動的に実行されます。
Intel® PROSet/Wireless Software は、Bluetooth 機器のファイルやフォルダにアクセスできるように、Bluetooth 機器のファイル システムが統合された Windows Explorer ビューを提供します。これは、ファイルをリモート Bluetooth 機器と交換する手段として、非常に便利です。この機能を使用することで、以下が可能になります。
これらの操作はすべて、Explorer に似た標準的なインタフェース内で実行できます。
リモート共有ファイル/フォルダには、次の 2 つの方法でアクセスできます。
どちらの場合でも、Bluetooth 機器のファイル構造は通常の Windows Explorer ビューに表示されます。このウィンドウから、ご利用のコンピュータのローカル ファイルを操作する場合と同様に、通常のファイル操作をすべて実行することができます。
注: OBEX データ交換中、リモート デバイスからパスワードを要求される場合があります。また、ユーザーは表示するテキスト形式の情報を入力するよう要求される場合もあります。このパスワードは、2 つのデバイスが Bluetooth 経由で相互通信する OBEX 接続に 1 回のみ使用され、その後は無効になります。リモート デバイスからこのようなパスワード要求が行われた場合、ダイアログ ボックスが表示され、パスワードの入力が求められます。OBEX 接続を有効化して正常に機能するようにするには、両方のデバイスで同じパスワードを入力する必要があります。パスワードが一致しない場合、接続は解除されます。
Intel® PROSet/Wireless Software によって、コンピュータ上のフォルダを他の Bluetooth 機器と共有することができます。これは、[Bluetooth 設定] ウィンドウを使用して実行します。詳細は、セクション「共有フォルダの構成」を参照してください。
Intel® PROSet/Wireless Software によって、Microsoft Office ファイルを他の Bluetooth 機器に転送することができます。これが可能な Office プログラムは Microsoft Word および Excel、Access、Power Point で、対応するバージョンは次のとおりです。
開いた Microsoft Office 文書をリモート Bluetooth 機器に送信するには、以下の手順に従います。
別の Bluetooth 装置が、ご利用のコンピュータへのファイル転送を (たとえば「Bluetooth 経由で送信」コマンドを使用して) 開始すると、[ファイルを受信しています] というメッセージ ウィンドウが表示され、受信ファイル用のデフォルトの移動先パスが作成されます。
注:このウィンドウは、Bluetooth 機器側でファイル転送用の BIP プロファイルが使用されている場合にのみ、自動的に表示されます。通例、このプロファイルは携帯機器からコンピュータに画像を送信する際に使用されます。別のプロファイル (たとえば OPP など) を使用して送信された他のすべての種類のファイルを受信するには、Bluetooth トレイ メニューから [ファイルの受信] を実行します。
[ファイルを受信しています] ウィンドウでは、受信ファイル/画像が保存されるデフォルトの移動先フォルダを変更することができます。これを実行するには、以下の手順に従います。
1 つの受信ファイルを拒否する場合は [拒否] を、すべての受信ファイルを拒否する場合は [すべて拒否] をクリックします。